ユニクロ、7月から10%値上げ「迎え撃つ」値下げラッシュ
日本最大の衣料品販売企業、ユニクロは2年連続で値上げし、他の日系企業のフォローアップを牽引する可能性が高い。
報道によると、ユニクロの親會社である日本ファーストリテイリングはこのほど、ユニクロが7月以降に販売する新商品のうち20%を値上げすると発表した。新商品全體の価格上昇幅は10%前後になる。ユニクロ側によると、商品によって販売量や使用する原料なども異なる。一部の商品は數ポイントしか値上げされない可能性があり、20~30%を超えるものもある。
東京で行われた決算説明會で岡崎健最高財務責任者は「企業としては努力を重ねてきたが、コスト増でやむを得ず決斷した」と述べた。コスト増加は主に原料価格と人件費の上昇に表れている。ウールやカシミヤなどの希少な材料の購入価格は引き続き上昇している。また、ユニクロの商品の60~70%は中國の工場生産、中國の人件費上昇も生産コストに圧力をかけている。
ユニクロが値上げを決斷したもう一つの不可抗力は円安だ。これまでは先物相場の採用などで影響を下げてきたが、円安が常態化するにつれ、もはやカバーすることはできない。
2014年、ユニクロは初めて秋冬の新製品の全面値上げを実施し、全體の価格は5%前後上昇した。
過去5會計年度において、ファーストリテイリンググループ全體の運営利益率は低下を続け、2014年度には2回にわたって収益予想を引き下げた。日本本土は依然としてユニクロの現在の主要市場であるが、本土市場の成長に力がないことから、ユニクロは海外市場に重心を移している。
海外事業の継続的な成長はユニクロの自信を回復させることが大きい。同日の発表會でユニクロは、今年度の営業利益予想を1800億円から2000億円に引き上げ、従來の11%に引き上げると発表した。
値上げがもたらす可能性のある影響について、ファーストリテイリンググループの柳井正代表取締役社長は、値上げと同時に製品の品質と付加価値を高め、値上げによる販売量へのマイナス影響をできるだけ減らす考えを示しました。
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