ユニクロの大中華成長エンジンが機能しない事態に反転
これまで私たちは、さまざまなデータとランキングから、ファストファッションブランドは2015年には無限の風光を放っていると報道してきたが、その中でユニクロの親會社であるファーストリテイリンググループはさらに重囲を際立たせ、成長の強いエンジンである大中華圏は、日本よりもはるかに拡大速度が速い本土市場。
しかし、最新発表の財務報告書によると、2015年11月30日の2016年度第1四半期までに、ファーストリテイリンググループの純利益は前年同期比30.2%減の480.24億円と急落し、市場予想の502億円に及ばず、営業利益は759.21億円で、前年同期の913.70億円から16.9%減少した。収入は前年同期の4795億4300萬円から5203億03億円に伸びた。8.5%増。
現在純利益予想は従來の1150億円から1110億円に引き下げられ、市場予想の1190億円にも及ばず、最新の収入予想は1000億円減の1.8兆円、2015年度の年収は16817.81億円だった。
こうしたなか、ユニクロは大都市に集中した新規出店やEコマースの拡大を行い、ブランドの知名度を高める考えを示している。しかし、この會計年度の暗い見通しはユニクロ創業者、ファーストリテイリンググループ主席兼最高経営責任者の柳井正氏は2020年にZaraが所屬するInditexを上回る5兆円の収入を達成するためにSAとH&Mが所屬するHennes&Mauritz ABは、世界一のアパレルメーカーと小売業者の中期ビジョンに影を落としている。
記録的な増幅はあったものの、暖冬の影響で米國事業の赤字が続く一方、日本本土市場や大中華、韓國など最大市場の需要も深刻な打撃を受けた。
ファーストリテイリンググループは現在、2016年8月期の通期営業利益を1800億円、約15億ドルと予想しており、市場予想の1996億円に大きく及ばず、これまで2000億円と予想していた。このため、ファーストリテイリンググループは昨日冬の株式市場の終値後、2016年度通期の利益予想を下方修正すると発表した。
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